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2019-20年度国際ロータリー2690地区ガバナー 古 瀨 俱 之

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 私は出席が義務づけられている国際協議会(2019年1月13日~21日、アメリカ・サンディエゴ)に参加しました。世界各地から540名近いガバナーエレクト(G.E.)(そのうち日本人G.E.は34名)が一堂に会しました。
 2日目の協議会の冒頭、マローニー次期RI会長から会長テーマ「ロータリーは世界をつなぐ」が発表されました。次期会長はその中で「ロータリーの礎は“つながり”です。若い弁護士としてシカゴにやってきたポールハリスが、ロータリーを創設した最大の理由は、見知らぬ街で他の人達と“つながる”ことでした。それから100年以上経た今、皆様はロータリーの奉仕を通して、地域社会、世界の人々と手を取り合い、より良い、より役に立つことを行うための“つながり”を築いてほしい」と、期待をこめて述べられました。
また、「ロータリーは少しでも多くの人と“つながり”を持つことが重要です。クラブの職業分類を見直して会員増強に一層努力していただきたい、さらにロータリー活動に、ロータリアンの家族が参加しやすいように門戸を大きく開き、ロータリーと家族が“つながる”ことも重要です」と呼びかけられました。
 RIは長期戦略計画を立てています。長期計画=ビジョン声明で、これは今後10年いやそれ以後も変わらないと思います。
 中期目標は5年ごとに見直しがあり、今年度から、新しく変わりました。すなわち、5つの中核的価値観(これは今後も変わりません)を基本にして、以下の4項目が今後5年間の目標となります。
1:より大きなインパクトをもたらす
 かなり単純化して述べると、ポリオを撲滅することが世界に向けて最大のインパクトをもたらすことになる。そしてインパクトのある奉仕活動を企画、実行して欲しい(以下、同様)。
2:参加者の基盤を広げる
 ロータリー活動に参加したロータリアン以外の人にロータリーを理解していただき、ロータリークラブに勧誘、入会してもらう。
3:参加者の積極的な関わりを促す
 クラブ会員が参加したくなるような、また全員参加型の魅力ある奉仕活動を企画する。
4:適応能力を高める
 クラブに戦略計画委員会を設け、クラブの未来を描き、変化に適合する。
短期目標は2019-2020年度だけの目標です。クラブで戦略計画を立てるとき、考慮すべき目標となります。
 ・ロータリー賞をめざす
 ・クラブの会員基盤を強化する
 ・公共イメージとロータリーの認知度の向上に努める
 ・ロータリー財団への支援とそれを利用した新しい発想のクラブ奉仕活

  動、およびグローバルな奉仕活動に挑戦する
 ・米山奨学会への支援をする
 ・ロータリーカードの普及に努める
 ・2020年度国際大会(ホノルル)に参加する
 ロータリーがなければ出会うことがなかった“つながり”を大切にし、RIの長期、中期、短期目標に向かって積極的に挑戦していただきますよう、心からお願い申し上げます。
お互いに、切磋琢磨しながら前進しましょう。

 

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